「TR Chiby」で、魚の未利用部位からミンチを生産

平岩マシナリーでは、骨肉分離機のTR Chibyで
魚の未利用部位からミンチの生産が可能です。

TATSコーポレーション TR Chiby

グラッセリ KSLシリーズの機械画像
メーカー
TATSコーポレーション
機能
  • 今までは利用していなかった魚の部位をミンチとして利用できる
  • 魚の中骨や鱗付きドレスから骨・筋・鱗・皮を分離可能
  • 原料の種類や製造するものに合わせられる優れたカスタマイズ性
  • 生産能力に応じて2種類のモーターから稼働を制御可能
用途
魚肉、鶏肉のミンチ製造

概要

「TR Chiby(チビ)」は、もともとブロイラーの骨肉を分離する機械ですが、10年以上前から魚の未利用部位からミンチを作ることで、歩留まりを上げる取り組みを行っています。魚を三枚おろしにした際の中骨の多くはフィッシュミールに加工され、肥料として使用されていることが多いため、中骨をなんとか有効活用できないか、と考えたからです。

TRchibyに魚身を投入してる画像

魚の歩留まりを骨肉分離機で上げる

骨肉分離機「TR Chiby」は、頭と内臓を除去した魚を投入するだけで、魚肉のみがミンチになってスクリーンの穴から外へ押し出されます。骨・ 皮・筋(スジ)は粉砕されて、「TR Chiby」の先端から排出されます。魚体の大きさを問わず、新鮮なすり身が生産可能です。

「TR Chiby」では、専用のスクリーンで、柔らかい肉と固い骨や皮や筋を簡単に分離します。原料の魚(魚の中骨、頭と内臓を除去したドレスなど)を、鱗や皮が付いたままの状態で回転するオーガーに投入するだけで、スクリーンの穴から肉がミンチになって外へ押し出されます。骨・皮・ 筋は、先端に押し出され、粉砕されて排出されます。

TRChibyの部品画像

小型かつ高効率な性能

「TR Chiby」は「チビ」の名称どおり、全長173cm、幅90cm、高さ93cmと、日本国内の仕様に合わせてコンパクトです。しかし、原料となる魚の種類によりますが、1時間あたり300〜600kgのアラを処理できます。

このように、「TR Chiby」を使用することで、時間と手間をカットできるのと同時に、原料(魚)の高い歩留りを実現しながら、高品質な魚肉ミンチを作ることができます。

魚のミンチ肉の画像

新しい商品の開発も可能に

「TR Chiby」を使用することで、魚の歩留まりが上がることはもちろん、新しい商品の開発も可能になります。「TR Chiby」を用いて作ったミンチ肉(チビ身)は、骨や皮が分離されているため、学校給食や介護食、ペットフードなどにも向いています。

すでに「TR Chiby」を使用することで、サバ、鮭、マグロ、鯛(たい)、ブリなど、さまざまな魚種をすり身にして、各地で加工品の副原料として利用されています。過去に実際に作られた商品としては、鮭で作ったサーモンバーグ、サバを使ったナゲット、カジカのつくねなどがあります。

実績例:鯛(たい)の中骨から、すり身を生産

平岩マシナリーの「TR Chiby」を用いて、さまざまな魚種をすり身にする過程を、YouTubeで紹介しています。鯛の中骨以外にも、秋鮭やブリのおとし身、ヒラメの中骨からのすり身生産を行う様子もございます。